【サンセバスチャン・ビルバオ編】赤ちゃん連れで年末年始にヨーロッパ周遊してきた話

というわけでやってまいりましたサンセバスチャン!

【バルセロナ編】赤ちゃん連れで年末年始にヨーロッパ周遊してきた話

2020年1月15日

サンセバスチャンとは?

サンセバスチャンってなんやねん!?

って方のために簡単に説明すると、

「世界一美食の街」として知られている街です。

もともと秘伝として門外不出になりがちなレシピを街ぐるみで共有したり、化学的に分析することで料理のレベルを高めていくというミッションを遂行してるんですね。

ちなみにサンセバスチャン周辺はバスク地方と言って、スペインの中でも独特の文化を持つ地方です。

余談ですが、スペインはもともと3つの国に分かれていた&イスラム勢力の力が強かった時期もあり、同じ国でも日本とは違い、それぞれの地方や民族でかなり特色が違います。

たまにニュースでカタルーニャ地方(バルセロナ周辺)の独立運動デモなんかが取り上げられたりしますがつまりそういうことです。

サンセバスチャンのことに関してはこちらの本が詳しいので読んでみるのもおすすめです。

あの沢尻エリカ様の元旦那さんが書いています。

サンセバスチャン空港に到着

ちなみにバルセロナ空港からサンセバスチャン空港への便は少ないものの片道3000円以下と非常に安価。

空港に到着。まだ夜明け前。(眠いよ)

空港から市内は車で30-40分程度。タクシーで行く方法もありますが、バスのほうが安いのでそちらをおすすめします。

バス停は空港出てすぐ。小さい空港なので特に迷うこともなし。

ちなみにタクシーで市内に行くのは40ユーロ。

バス2名分のチケット料金。つまり一人あたり2.65ユーロということですね。安い。

サンセバスチャン市内に到着

ということでサンセバスチャン市内に到着。

宿のチェックインが午後なのですがAM9時過ぎには着いてしまったのでフラフラすることに。

サンセバスチャン自体はこじんまりした街なので散歩も楽しい。

個人的にはやっぱり大都市よりもこういう田舎町のほうが居て落ち着く感じがしますね。

今までの旅行でも気に入ったのはどちらかというと首都というよりスモールシティばかり。

川からの海。サーフボード持って海に向かう人も。

不動産。人気に伴い地価も上がってるそうな。というかポイントはそこじゃなくPCが全部Macなこと、、。

日本の不動産屋とは大違いやな、、。

のどかな入り江。夏には海水浴客で賑わうらしい。

初・サンセバスチャンのバルへ

昼前にオープンしてたバルで腹ごしらえ。

バルセロナの記事でも説明しましたが、ピンチョス(パンの上に少量の料理がのったもの)は元々バスク地方の料理らしく、ここが本場。どれも美味しそう。

チャコリ。バスク地方の地酒。スパークリングワインと白ワインの中間のような感じ。飲みやすい。

ちなみにピンチョスはどの店もせいぜい2-5ユーロ、チャコリも3ユーロ程度とリーズナブルなのでお財布的には非常にありがたい。

店を出た後、まだ時間があるからとマクドナルドへ、、。

(バルは狭いため赤ちゃん連れは長居しにくい)

世界一美食の街のマクドナルドはいつものマクドナルドだった、、。

あと、海外のマクドナルドはビール飲めるんですね。

なんか美味しそうな店があったからとつい入ってしまう。完全にデブ活コース。

サンセバスチャンのバル巡り

宿にチェックインして一休みした後、再びバル巡りへ。

サンセバスチャンでは一つの店に長居するのは一般的でなく、1-2皿食べたらまた新たなバルへ移っていくのが通なやり方。

なのでお腹いっぱいにしないためピンチョスのパンは食べない方がよいとか。

ちなみにビールもお腹に溜まってしまうので「スモールビア、プリーズ」と言えば小さいサイズで提供してくれるので非常にありがたい(価格も安いし)

人気のバルは狭い店内にものすごい人なので、ちょっと気合い入れていかないと気圧されてしまう感じ。

しかしバルの店員、これだけの人がいる中でよく誰がどのピンチョス取ってどの注文したって覚えてるよな。と感心してしまう。

お会計は現金、カードどちらもOK。あんまり小さい額だと現金でお願いと言われるかも。

ちなみに他の地域同様、サンセバスチャンでもアメックスが使える店はかなり少ない印象なのでクレカは必ずVISAかMasterを一枚は用意していくのをおすすめします。

ちなみに僕はマネパカードを使ってました。両替手数料安くなるのでかなりおすすめ。

あと、お釣りもらうときも極力確認したほうがよいです。

というのも自分の場合、帰って小銭チェックしたらこんな硬貨が、、。

調べたらメキシコペソだったんですが、2ユーロ硬貨にそっくりなんですよね。

店員さんを疑うわけではないのですが、おそらく何かに混じってお釣りを渡されていた模様。

そもそも日本だとお釣りが間違ってること殆どないので日本人はお釣りの確認しない民族と言われがちらしいのですが、余裕があれば確認することをおすすめします。

スペイン名物の生ハム。こんな感じで至るところにぶら下がってる。

まあ、激ウマですね。

サンセバスチャンのおすすめバル

自分が行った中ではここが美味しかったです

Atari

結構有名店の模様。

Bar sport

トリュフ、、

La vina

バスクチーズケーキが有名な店

滞在していた時期がまさに年末年始ということもあってか休暇中の日本人もやや増えてきたような印象。

お一人様で来店してる人もまあまあいる。

おすすめ宿泊エリア

宿をどこにするかなんですが、バルはこの地域に集中してるので比較的近い場所がおすすめです。

近くにスーパーもあります。ワイン一本1.5ユーロ(約180円)からあるという激安具合、、。

元気があれば眺めが良いのでここを登ってみるのもよいです。

登山ほどきつくはないですがそれでも30-40分くらいは登るのでわりと疲れます、、。

市内を一望できます。

サンセバスチャンで年越し

年越しもサンセバスチャンでした。

何気に初海外年越し。

年越しそばのつもりで食べたパスタ、、。

一応みんな祝ってる(花火も上がってる)んですが、元旦も店やってるし(閉じてるところもあるけど)、あんまり正月感はないですね。

そういえば元旦の天皇杯でヴィッセル神戸が優勝しましたが、スペインの選手が日本にいて日本人の僕がそれをスペインで観る(ネットで)というなんか不思議な感じしましたね。

喉が痛くなる

さすがに色々疲れて免疫が下がってきたのか、喉が痛くなってきました。

以前フィリピンで喉が痛くなった時に海外ののど飴はやたら効く。

という経験があったので、今回も躊躇せず薬局へ。(薬局はけっこうどこにでもある)

こののど飴がヨーロッパでは主流な模様。大体一箱7-9ユーロくらい。

日本ののど飴と違い抗生物質が入っているらしく、

なんと次の日には殆ど治っていた。

家族も同様に喉を痛め始めたので勧めた所、全員

「これすぐ治るわ。お土産に買ってこうかな」

と言い出す始末。

まあとにかくヨーロッパで喉痛くなったらこれおすすめです。

サンセバスチャンからビルバオへ

スペインの次はベルギーに向かうのですが、ビルバオ空港からのフライトになるのでサンセバスチャンからビルバオへ向かいます。

交通手段はバスで1時間半程度。

チケット売り場&バス停はこちら

バル街から歩いて15分程度のとこ。地下にあります。

念の為散歩がてら元旦に来てみたら流石に窓口は閉まってる、、。

発券機はやってました。

PESAとALSAのバス会社からビルバオ行きの便が出てるようですが、PESAの方が便が多いとのこと。

ほぼ1時間おきに1本出ていて、料金は片道12.6ユーロです。

翌日、窓口が開いてたので窓口で購入。ターミナルにバスが来るので乗り込みます。

ビルバオに到着

バスはここに到着しました。

ビルバオでも一泊するのでホテルまで歩くことに、、。

と思ったのですが、意外と遠かったのでタクシーを使いました。

そして今まで5人乗りのタクシーに4人+赤ちゃんで乗り込んで問題なかったのですが、ここでは定員オーバーでダメと。

次のベルギーでも同じことを言われたので、もしかしたら国や地域によってルールが違うのかもしれません。

滞在時間こそ少なかったですが、ビルバオもスモールシティ(と言ってもサンセバスチャンよりはだいぶ大きい)

同じくバスク地方なので料理も美味しい。デパートもあったり、結構住みやすい気がします。

ちなみにサッカーのスペインリーグにビルバオというチームがありますが、このチームはなんと選手は全員バスク地方出身じゃないと入れないというルールが!

バスク地方の誇りを大切にしてるんでしょうね。

日本で例えるなら沖縄県民しか入れないチームがあるみたいな感じでしょうか。

ビルバオ市内から空港へ

翌朝のフライトも早かったので宿をAM4:30頃に出発する必要がありました。

そこで心配だったのがタクシー。

そもそもスモールシティなので深夜にタクシーが走ってるかわからない&定員オーバーでまた乗れない可能性有り

ということで、宿のスタッフにタクシー配車をお願いすることに。

幸い親切に配車してくれて4:30にはホテル前にちゃんと待ってくれてました。

ちなみに空港まではきっかり35ユーロ

ビルバオ空港も比較的小さい空港でAM5時にならないと開かないため丁度よかったです。

というわけでここからベルギーのブリュッセルに向かいます。

【ブリュッセル・アムステルダム編】赤ちゃん連れで年末年始にヨーロッパ周遊してきた話

2020年1月15日