【バルセロナ編】赤ちゃん連れで年末年始にヨーロッパ周遊してきた話

ヴェネツィアから情熱の国、スペインはバルセロナへ。

【ヴェネツィア編】赤ちゃん連れで年末年始にヨーロッパ周遊してきた話

2020年1月15日

ベビーカー受取の注意点

到着後、いざ荷物を取って出発~。

と行きたいところ、

ベビーカーが出てこない、、。

機内に持ち込んだあとCAに預けたんですが、飛行機から降りる時に別で降ろされた模様。

ここで学んだことですが、どうやらベビーカーは通常の荷物レーンでやってくることはあまりなく、そういった荷物専用のスペシャルレーンなるものに載せられてくるのだとか。

ちなみに「ベビーカー」は和製英語なので海外でベビーカーと言っても通じません。

「Push chair(プッシュチェアー)」が海外での呼び方です。

バルセロナ空港からタクシーで市内へ

というわけで、空港スタッフに訪ねまくった結果スペシャルレーンに載せられたベビーカーを発見。(正直かなり焦った)

空港からは電車でも行けるのですが、慣れない電車は避け(ドイツでも苦労したし)タクシーで市内の宿に向かうことに。

ちなみにスペインは西欧の中でも物価は安い方で、タクシー料金も良心的。

Free nowを使ってタクシーを呼びます。

ドイツのときもそうだったのですが、空港ってタクシー沢山停まってるので、呼んだタクシー見つけるの結構難しいんですよね。

この時も15分くらいかかった、、。

市内までは28ユーロくらいでした。ちなみにメーターを見ると26ユーロほど、、。

お、安くなるかな?

と期待しましたがきっちり28ユーロ取られました。どうやらFree nowに記載された価格はドライバーにとって最低保証価格的な役割もある模様。

いずれにせよ思ったより安く済みました。

逆に宿から空港に向かうタクシーは流しで拾ったのですが、これもきっちりメーター通りの料金で走ってくれたので個人的にバルセロナのタクシーの印象は良いです。

バルセロナに着いて最初の印象は、、

なんか人々の身長低くなったな。

です(棒

どうやらスペインの平均身長は173cmと日本人より少し大きいくらい。

サッカー選手もあまり大型の選手の印象はないですよね。

美術館・観光名所は予約必須

宿に着いて、近くにピカソ美術館があるとのことで向かいました。

ガイド本も参考に。

が、なんとチケット売り切れ、、。

玄人からは「ヨーロッパ旅行をなめてるね」と言われてしまうかもしれませんが、

実はヨーロッパの美術館や観光名所は基本的に予約が必須!

当日券も少しは売ってる場合もあるけどすぐ売り切れてしまうんだとか。

と、いうわけでピカソ美術館はおろか当然一番人気のサグラダファミリアに至っては次の月まで予約で埋まってるという有様、、。

とは言えサグラダファミリアは中に入れないだけで外からは見れるんですけどね。

と、いうわけでピカソ美術館から退散。

余談ですが、美術館の前で積極的にチラシを配っていたお姉さんの集団。

美術館のPRかな?と思ってたらよく見ると

「給料未払いへの訴え」

とか書いてある。

要するにストライキってやつですね。

お姉さんたちには悪いけど、こんなビラ観光客に配ってどうするんやろ、、。

という思いでいっぱいでしたが、まあ欧米の人たちは主張が強くて周りからどう見られてるとかはあんま関係ないんでしょうね。

ここらへんは日本人とはだいぶ違う所。

ちなみに同時期にフランスでも大規模ストライキが発生していて交通機関が麻痺していました。

街中のレストランへ

美術館は入れなかったので腹ごしらえに行くことに。

ここは評判も良いだけあって、非常にご飯が美味しかったです。

ヨーロッパ料理はキノコが美味しい気がします。風味が豊かで。

あと、やっぱスペインは物価が安いのが嬉しいですね。

バルセロナの気候

そうそう、バルセロナは暖かかったです。

気温が10-15度くらいで、今回の旅で行った中では一番暖かい。

というわけで気合を入れた防寒グッズが無用の長物に、、。

もはやダウンジャケットとかただのサウナなので宿に放置。

夏も最高気温は28度程度らしいのでかなり過ごしやすいんじゃないかと思います。

スペインはZARA発祥の地

ちなみに洋服のZARAはスペイン発のブランド。

日本にもありますが、本場スペインのZARAはそれはもう至るとことにあるなと言う感じ。

多分日本でユニクロ見つけるよりスペインでZARA見つけるほうが簡単なんじゃないか?って感じ。

日本でZARAに入ったことは殆どないのですが、

ファッションに詳しい人によると一応ファストファッションの中では品質は

ユニクロ>ZARA>H&M

って感じらしく、確かに商品は大抵どこかホツレてたりする印象。

でもなんかオシャレ感は多分一番ありますよね。

なによりまず店の建物がオシャレ感凄いし。

街行く人も大体ZARA着てる気がしなくもない、、。

そして日本人からすると欧米人はスタイルが良いのでそれで全然成立してるという、、。

余談ですが、日本人が好きなブランド(例えばモンクレールとか)は着てる人こそたまにいましたが、ほとんどの人は見たこと無いようなブランドの服着てた印象。

でももう本当骨格の段階で日本人(というかアジア人)ってめっちゃ負けてるんですよね、、。

というわけでいくら日本人が着てる服のブランド自慢とかしてても空虚だな、、。と思うのでした。

ちなみにスペインのZARAは物価が安いというのもあり、日本のZARAより3-5割程度安く買えるらしい。

確かにプライスタグ見たら「安っ」って感じだった。

そしてつられて自分も一着買ってしまった。

近くにはユニクロも。日本よりちょっと高め。

観光地へ

サグラダファミリア

入れないのは承知でサグラダファミリアへ向かいます。

外から眺めるだけのサグラダファミリア、、。

ここではデジカメ持った白人のおばさんに写真撮ってと言われて快く引き受けたんですが、

「あら、逆光だわ。今度はここに立つからサグラダファミリアが全部収まるように撮って」

とか、色々注文が多い、、。

結局20枚近く撮らされた。

まあ全然良いいんですが、外人って主張強いよね、、。

日本人だったらさすがに20枚は撮らせないと思う。

グエル邸

有名所の美術館や観光名所は予約必須ですが、マイナーな観光地は予約なしで行けたりします。

グエル邸はサグラダファミリアを作った建築家ガウディが手掛けたグエルさんという政治家の家で、予約無しで入れました。(それでも人はまあまあいた)

ありがたいことに日本語の音声ガイド付きなので周りながら解説が聞けるんですね。

やっぱただ眺めるだけとは違ってガイド付いてると理解度というか深みが全然違いますね。

面積はそんなにないのですが1時間~1時間半程度楽しめたので結構濃密でした。おすすめです。

ブケリア市場

その近くにはブケリア市場というこれまた観光スポットがあり、人、人、人混み。

ちょっと流石にベビーカーを押しては入れなかったです。

ブケリア市場にあるバルでパエリアを食す。やたらしょっぱかったけどこういうものなのだろうか?

(調べた所本場のパエリアは日本人の感覚からするとしょっぱいものが多いそうな)

ちなみにその後で知り合った日本人はこのブケリア市場でほんの一瞬スマホをズボンの後ろポケットに入れてたらスられてしまったそうな、、。

ものすごい人混みですからね。本当注意してください。

カジノ

バルセロナのカジノ。有名サッカー選手も訪れることもあるのだとか。

中ではポーカー大会が開催されてました。

サンタ・カテリナ市場

宿の近くにあったサンタ・カテリナ市場。新鮮な野菜が並ぶ。

その敷地内にあるレストラン。適当に頼んだものがことごとく美味い、、。

スペイン料理は他の欧州料理と違って、タパス(小皿料理)、ピンチョス(パンの上に少量の食べ物がのったもの)があり、サイズが手頃なので少人数や一人でも食べやすい。

※他の国の料理は大皿料理なので一人だとハードル高い

なおかつ美味いのでヨーロッパで一番美食の国と言えるかもしれない。

余談ですが、元会社の同期の女性(18歳まで親の仕事の都合で各国を転々としていた)曰く、料理はダントツでスペインが美味いと言っていたけど、たしかにそれも頷けるほどあらゆる料理に外れがない。

〆のチュロス

そうそう、例えば日本では飲み会の〆はラーメンだったりしますよね?

スペインではなんとチュロスなんだとか。

郷に入っては郷に従えということでチュロス屋へ

なんかやたら行列が。そういえば欧米人が飲食店に並んでるの初めてみたかも。

とりあえず混みすぎてて店員もお疲れの様子。メニュー見てもよくわからんけど「チュロス」って言ったらこれが出てきた。

周り見ても殆どこれ。定番商品なんでしょう。

感想としては「チョコはいらんかな、、」

チュロス単体で充分美味いよ、うん。

というわけでマッハでチュロスを食して退店。

バルセロナは気候が良い、物価が安い、料理が美味いと、住むんだったらかなり良い街なんじゃないかという印象。

もちろん治安は日本ほどは良くないしスリや車上荒らし(この数日後にタレントの武井壮さんがバルセロナで車上荒らしにあった)なども多いので注意は必要だけど。

と、良い印象を保ったままバルセロナから北西のサンセバスチャンに向かうため空港に向かうことに。

(これまた朝早くツラい、、)

【サンセバスチャン・ビルバオ編】赤ちゃん連れで年末年始にヨーロッパ周遊してきた話

2020年1月15日