自由研究と題して都内の公営ジム25箇所に行ってきたんですが、
おいてあるマシーン(有酸素ではないほうの)のブランドって結構どこも一緒だよな~という印象でした。
で、意外とそのマシーンについてよくわかってないよな?
ということで新たに掘り下げてみることにしました!!
Cybex
これはもうほとんどのジムで見ましたね。
有料ジムにも結構おいてあるのでシェアはかなり高いんじゃないかなあ。
ちなみにちょっと調べてみたところ
本社:米国マサチューセッツ州メドウェイ
売上:約188億円(2015年度)
商業市場(ジムとか)のみの販売。売上の約70%が北アメリカ。約12%がヨーロッパ。(2015年度)
”主な売り上げは長年続く顧客と地域の健康施設である。高級な市場をターゲットにすることで、Cybexは効率性、結果、機能性を重視し、他社との差別化を図っている。私営や公営のフィットネスクラブ、ホスピタリティーや居住者向けの施設、軍隊などが大きな顧客である。”
だそうな!
ちなみにこのCybexですが、2016年に業界最大手のLifeFitness社の親会社である
Brunswick Corporationにより買収されたそうです。
これによりLifeFitness社のトップは盤石なものになっていると。
LifeFitness
あまり公営ジムでは見かけなかったのですが、前述の話のついでに、、。
本社:米国イリノイ州ローズモント
売上:約864億円(2015年度)。その内54%は米国、19%はヨーロッパ
商業向けの売上が91%で残りの9%が消費者向けの販売だそうな。
世界屈指のフィットネスカンパニーで、他社と比べて製造規模、世界的な流通ネットワーク、
長い会社の歴史、製品の選択の幅広さが特徴なのだとか!つまりとりあえず世界一!
ちなみにゴールドジムやエニタイムフィットネスにもよく置いてある
Hammer Strength(ハンマーストレングス社)は1997年に
このLifeFitness社に買収されています。
Technogym
これもほんとーーーによく見かけました。
ゴールドジムにはあまり置いてある印象ないのですが、公営ジムはほとんどCybexかTechnogymという印象。
本社:イタリア
売上:約634億円(2015年度)
売上の88%は商業市場、残りの12%は消費者市場からとなっている。
”『テクノジム』は、現社長であるネリオ・アレッサンドリにより、1983年イタリア・ガンベットラ(エミリア=ロマーニャ州)で創業されました。その後、四半世紀以上に渡り、ユーザーニーズの変化を迅速かつ的確に掴み、今では世界100カ国以上の市場に、製品やサービスを提供し続けています。日本では、2003年6月に、「テクノジム ジャパン株式会社」が設立されました。”
(公式HPより)
LifeFitnessに次ぐ業界2番手!イタリアの企業とはかなり意外!!
Matrix
あんまり頻繁に見ることはなかったのですが、洗練されたデザインに目が惹かれました。
調べてみると、どうやら「Matrix」というのはJohnson Health Tech社のブランドのようです。
本社:台湾
売上:約591億円(2015年度)
”1975年に台湾で設立され、Matrix、Vision Fitness、Horizon Fitness、Tempo Fitness、Johnson Fitnessから構成されている。さらに2015年11月に、アメリカに本社を置く小売チェーン店の2nd Wind Exercise Equipmentを買収した。これを機に58店となった小売店を使って、減少傾向にある消費者市場での売り上げを上げたいと考えている。”
業界第三位!まさかの台湾企業!!いやー意外や意外!
Nautilus
これは公営ジムでは一ヶ所しか見ませんでしたが、比較的新しめのゴールドジムには結構おいてある印象。
本社:米国ワシントン州バンクーバー
売上:約350億円(2015年度)
1960年代後半、アーサー・ジョーンズによって発明されたノーチラスマシン。
理想の回転抵抗を生み出す「ノーチラスカム」によって動作全体を通して負荷がかかるように設計されています。
この「ノーチラスカム」がオウム貝(Nautilus)の形に似ていることから社名の由来にもなったのだとか。
ま!ざっくりいうと筋肉にいい感じの負荷をかけられるハイテクマシンと言うことです!!
個人的にもここのマシンは結構好きです。(特にラットプルダウンが)
Prime(旧Strive)
公営ジムでは全く見かけませんでしたが、ゴールドジムつながりということで、、。
こちらのマシーンの特徴はなんといってもレバー1つで負荷のかけ方を変えられること!!
ターゲットローディング機能といって開始位置、中間位置、最終位置のどの位置で
不可を最大にするか調整することができます。
トレーニング理論でいうところのPOF理論をマシン一つで実践できる優れものなのです!!
まとめ
完全に自由研究のノリで色んなマシンについて調べてみました、、。
普段なにげなく使っているマシンでもきちんと歴史やテクノロジーが詰まっているんですよね。
今度ジムに行ったときはマシン一つ一つにも着目してみると面白いかもしれませんよ!!
ではでは