さて続いては日帰りでマカオへ向かいます。
マカオと言えばカジノ!
なんですが、その前に軽く歴史をさらっておくと、
マカオも元々は中国の領土だったのですが、
例にもれず中国(当時の清)は1840年のアヘン戦争でイギリスに負けて以降、
欧米列強に散々ふっかけられては食い物扱いされる状態が続いていました。
その流れで1887年にポルトガルへ正式譲渡が決まり、その約100年後、
香港返還から遅れること2年、1999年に中国へ返還されました。
香港同様、明日から中国なと言うわけにもいかず、同じく50年は特別行政区として扱われます。
ちなみにカジノに力を入れ始めたのは2002年頃から。意外と最近のスタートにもかかわら
マカオ=カジノ
のイメージを世界中に植え付けたんですね。
ちなみにカジノ好きの友人曰く、やはりカジノはラスベガスとマカオが一番とのこと
(賭けるレートも大きいので飛んでいく金額もかなりのもの)
香港からマカオへ行く場合は船での移動が最もオーソドックス。
所要時間は1時間で片道およそ2000-3000円程度。
まずは港に向かいます。
拾ったタクシーはこわもてのおっちゃんドライバー。
こわもてだったけど料金は良心的、初日のドライバーは優しそうな顔してぼったくり。
人間外見じゃないんですよ。
意外とこんなショッピングビルの中に港の入り口があるので、教えてもらわないと迷いそう。
窓口でチケット購入後ゲートに並びます。
見えてくる欲望の街、、。
一応お隣さんとはいえ違う国なので簡易的な入国検査はあります。
パスポートは必ず持参ですね。
さあそして困ったことに、ほぼノープランで着たので
「適当にタクシーでも拾ってプラプラするか」
と思いきや
タクシー乗り場がない。
ツアー客お迎えのバスはあるもののタクシー乗り場はなく、受付のお姉さんに聞くと
すぐそこに一般客用のバス乗り場があるからそこに行けと。
わけもわからず。しかもなぜかマカオでも使えるSIMカードにしたのに使えない非常事態となり、
どのバスに乗っていいかもわからずバス停のおばさんに質問するもおばさん英語話せず撃沈。
ちなみに港周りの道路は完全に車用となっていて、歩行者が歩ける雰囲気全くなく、徒歩も断念。
また港のWIFIに繋いでどうやらバスは一方通行なので適当に乗って適当に降りれば良さそう
というわけでえいやっと乗車。
ここまで到着してから30分。
いや~。ちょっとなめてましたね、、。
事前準備大事。
(少なくともGoogle mapをダウンロードしてオフラインでも見れるようにしておくと何かと便利)
いくつかバス停を過ぎて市街地へ。
そうそう、座っていたら乗ってきたおじいさんに肩トントンされて「席譲って」と
若者は立つのが基本のようで。でも日本だとわざわざ立ってと言ってくる人はいないので
結構こちらの老人は自己主張強めなのかも、、。
ポルトガル領だったこともあり、街の中には欧米の雰囲気が残っているところも多数。
なんでも最近は泥棒が多いそうな、、。
至る所にカジノがあるんですが、それと同じくらい多いのがこの時計屋、というか質屋。
マカオに持ち込める現金は限りがあるので、高級時計を質屋で売って現金かするんですね。
カジノで遊ぶのも中々大変やな。
とりあえず目に入ったカジノに入ることに。
カジノは撮影禁止なので当然中の写真は取れず。(恐い人出てきたらいやだもんね)
まあ欲望渦巻く感じが凄かったですね。
白人女性がカジノの真ん中でポールダンスしてたり、、。
やっぱりメインのゲームはバカラが多く、プライベートでポーカー好きの自分としてはあまり面白くなく、、。
ちなみにバカラと言うのはカードの大小で賭ける、超メジャーなゲームで、
要は運ゲー。
ポーカーやブラックジャックはもちろん運の要素は大きいですが、ある程度プレイヤーの力で
勝利をたぐり寄せることができるのでやってる方としては面白い。
ただカジノは儲かりづらい。
ので実際のカジノではあまり存在感はないんですよね。
(もちろん愛好家が集う場所はある)
そうそう、エスカレーターでなぜか酔っ払い中国人に絡まれた。
負けた腹いせに絡むのはやめてくれ、、。
もともと日帰りで長いする気もなかったので夕方には再び香港へ。
そうそう、ちなみにマカオの通貨は「パタカ」といって香港ドルとも違う存在。
1パタカ=約13-14円程度。
でもマカオでは香港ドルが使えます。
が、なぜか香港ではパタカが使えない。
香港で夕飯を取った後、レジで財布に入っていたお札をスタッフのお姉さんに手渡すと
なぜか笑われてる、、。
笑われてる意味がわからなかったんですが、要は出したお金がパタカだったんですね。
(自分でも気づかなかったけど)
なのでそれは使えませんよと。
そしてこのパタカ、一度両替してしまうと香港で両替もできず、ただの紙切れに、、。
(次来るときは気をつけよう)
話変わってその夜、チャンピオンズリーグの決勝(レアルマドリードvsリバプール)があったので、
宿のお姉さんにスポーツバーはないか?と聞いて案内された場所。
いや、お姉さん、
僕はクリスティアーノロナウドが見たかったんだけど、、。
香港ではサッカー熱がそこまで高くないのか、やはりスポーツ見るなら
反対側のランカイフォンに行かなくてはいけないん模様。
(なぜか日本代表のユニフォームを着てる人は何人か見たけど)
というわけでチャンピオンズリーグは観れませんでしたが、別の日に反対側の香港島へ行くことに。
海を隔ててはいますが、地下鉄で簡単に行くことができます。
すると何やら異様な光景が、、。
一体この人たちは路上にダンボール敷いて何やってるのかなと。
カーニバルでも始まるのかな、と。
で、調べたところ、どうやらこの人たちは主に東南アジアからの出稼ぎ(家政婦とか)で、
仕事が休みの日曜日にはこうやって友人同士で羽を休めてるのだとか。
(確かに香港狭いしお店はお金かかるもんね)
華やかな金融センターの陰にはこういう人たちがいるということも忘れてはいけませんね。
香港島からみた中心街の景色。
しかし香港って金融センターのイメージがある一方、
こういうTHE・香港的な風情が残っていて面白いですね。
国土が狭すぎるので、ブルジョワと市民がごちゃまぜになってるカオス感というか、、。
それはそうとして、香港には5日ほど滞在したんですが、
何かこう物足りなさを感じていました、、。
そう、
人と絡んでなさすぎた。
せっかく異国の地に来たのにもったいない。
そして今やインターネットで簡単に繋がれる時代なわけですよ。
で、登録しました。
Tinderに。
知らない人のために説明しておくと、見た目で決めるマッチングアプリです。
登録してアプリを開くと、次から次へと写真が流れてくるので、
好きor好きじゃない
を選んで、相手も自分に好きをした場合マッチングが成立するというやつ。
自分の現在地から半径〇kmにいる人を設定で決められるので、
近くにいる人とマッチングできるかもしれないわけです。
※ちなみに有料版は日本にいながら外国の特定の場所のマッチング検索できるので、
行くところが決まっているなら事前にマッチングしておいて現地で会う方が効率的かも。
自分の場合は時間に余裕があったので無料でも問題なかったけど。
ちょっと気づくの遅すぎた。
早速登録して出てくる女性を右スワイプ、左スワイプ、、。
マッチング!
なんか嬉しい、、。
が、なんだか不自然なくらい綺麗すぎる写真、、。
するとなんと向こうからメッセージが。
以下、喋れない中国語をGoogle翻訳を駆使してやり取りした図。
結論から言うとこの女性。
夜のお仕事の方でした。
調べてみるとTinderを使った夜の勧誘は結構あるようで、恐らくこの女性もその内の一人。
結局連絡が途切れ、女性のアカウントまで消えてしまいました。
(もしかしたら足がつかないように業者が定期的に消してるのかも)
というわけで、残念ながら気づくのが遅すぎて
香港では出会い is なかったわけですが、
次の地であるベトナム(ダナン)では最初からTinderを駆使するぞ~。
と言うわけでダナンへ移動。
さらば香港。
~続く~