香港・マカオの次はベトナムのダナンに向かいます。
前も言った通り、この時期ハノイとホーチミンは雨季ということで、
それだけの理由でダナンに決定。
ちなみにダナンはどんなところかと言うと、
ベトナム第三の都市で、最近はリゾート関係(観光地のフエ、ホイアンとも近い)や、
IT企業のスタートアップの地としても知られるようになってきました。
日本で言うところの仙台、福岡あたりですかね。
個人的な経験則からすると、第三の都市的な街はごちゃごちゃしすぎず物価もこなれてて
過ごしやすいことが多いです。
住みやすい街的な。
実際その直感は当たってました。
とにかく町全体に穏やかな雰囲気が漂っているのですぐに好きになりましたね。
到着
どこまでも続くビーチ、、。
到着するや否やSIMカードのカウンターが。
当然ここで購入、クレジットカード使えるのでベトナムのお金持ってなかったけど大丈夫。
ちなみにベトナムの通貨は「ドン」です。1ドン＝約0.005円
買い物する時は単位が大きいので計算が結構大変。
例えば20,000ドンのお会計だったとすると、日本円で100円なわけですが、
０を2つ取って÷2する。(要するに200分の1)
と覚えておくと計算がある程度楽になります。
空港の両替はレートが悪いので少しだけにして、あとは町の両替所を使うのがおすすめ。
とりあえずホテルまで向かいます。
空港出てすぐがタクシー乗り場だったんですが、
この時何をとち狂ったか。
徒歩でホテルまで向かうという選択をしてしまいました。
4kmくらいなら余裕っしょ。
みたいなノリだったんですが、
クソ暑いし、途中で水切れるし死ぬかと思った。
さすがベトナム、バイク多いな～と思ったけど、
後で現地の人の話を聞いたところ、ハノイやホーチミンに比べたら全然少ないんだとか。
ダナンは空気が綺麗で最高だよ～。
って言ってたけど、日本人からしたらこれでも排ガスすごい気が、、。
至るところにバイク。でもなんか牧歌的な風景。
ひいこら言いながらなんとかホテルに到着。
この広さで一泊1500円くらい。WIFIもしっかりしてたし、かなりリーズナブル。
そして早速事件が、、
汗かいていたのでシャワールームに入ったのですが、どういうわけか
中からドアが開かない。
ドアが全然開かない。
リアルタイムでは結構テンパってしまい、
ドアノブで指を切って流血する始末、、。
ああ、まさか人生の終焉が異国の地で全裸で餓死だなんて、、
結構バスルームで叫んだり、ドアどんどんしてたのではたから見たら完全ヤバい奴。
で、結局格闘すること20分。
ドアが開いて生還。
もう二度とこのドアは閉めんということを決意、
したものの、なんか変な興味がわいてもう一度ドアを閉めてみることに。
結果、またドア開かず。
今度は10分くらい格闘して何とかこじ開けた、、。
今度こそもう二度とドア閉めません。
ちなみにスタッフは英語も怪しい感じだったので伝えません。
面倒だから。
今後このドアで死人が出ないことを祈る、、。
散策
ダナンについて何もしてないのに何だか疲れ切ってしまったが、
腹は減るぞということで、街を散策。
ベトナムと言えばフォーでしょ。
ということで近くにあったこんなお店にお邪魔。
このPHOっていうのが多分「フォー」だと思うんだよなあ、と言うことで注文。
出てきたのがこちら。
うお！野菜多すぎぃ！(うれしい)
これで125円の衝撃。
味も大変美味しゅうございました。
これ食べただけでベトナムが好きになりました。
ベトナム女性はプロポーションがよく美人が多いことで有名らしいですが、
確かに食生活を考えると野菜が多いのであまり太らない（太れない）感じがしますね。
対照的なのがフィリピンで、あちらは油っこくスパイシーな味付けが大好き。
（実際太ってる人も多い）
ちなみにどうでもいいですが、「フォー」の発音は「フォー」というより、
「ッんフぁぅッ」
って感じの発音でした。
店の子供たちと思われる。
日本と違い、こういう感じのユルい飲食店がかなり多い。
（むしろこういう雰囲気は結構好き）
奥にあるのは仏壇で、大体どの店にもある。
日本と同じくベトナムも大乗仏教だけど、こちらの方が宗教心が強いのだろうか。
さて、腹ごしらえも終わったしというところで、香港の反省を生かしさっそく
Tinder。
使い方も理解してきたので出てくる女性をスワイプしていきます。
すると、
結構マッチングする。
しかも結構プロフィールが日本語の子も多い。
たしかベトナムは日本に働きに来る人も多いので、
日本語を勉強しているのだろうか。
そして、なんとマッチングした相手から早速メッセージが、、
しかも可愛い、、。
しかし香港でマッチングした夜のお姉さんのことが頭をよぎる。
もしや、これも業者の罠なんじゃなかろうか、、？
結構積極的に連絡してくるこの子、LINEアドレスを教えてくれと。
ちなみにLINEのシェアが高いのは日本くらいで、
ベトナムではZALOというチャットアプリがシェアが高いはず。
ますます怪しい。
しかし男性は単純なのでLINEアドレスを速攻で教える。
そしてやりとりすること数件、
なんと翌日ランチをすることに！
なんだ、なんなんだ、このトントン拍子は、、？
マッチングアプリでものの数時間で女性とランチする約束までできてしまった。
（まあ詐欺かもしれないけど）
そして翌日。
普通にランチできてしまった、、。
なんでも彼女はこの2か月後に日本で働くんだそうな。
そのために日本語の勉強をしながら夜はバー（いわゆるガールズバー)で
働いてるそう。
日本語喋る機会を増やしたくてこうやってTinderを使って日本人観光客と会ったりするとのことで、
まあ頭が下がります。
結局この日はランチの後カフェにもいき、なんやかんや4時間近く彼女の話を聞くことに。
まあ内容は、よくある職場や家庭の愚痴的なので、
女性の話題は世界共通なのだなと。
そして今夜も仕事だからと颯爽とバイクに乗って去っていく彼女。
ベトナムだとバイクがインフラなので老若男女バイクに乗ってます。
ちなみに僕がこの後は歩いて街を散策しようと思うと言うと、
かなり変な顔されました。
要は歩いて移動するっていう発想がほとんどないんでしょうね。暑いし。
そして案の定歩き過ぎで脱水症状が出てしまう私。
腕とかピリピリしてフラフラしてきた、、。
「スポーツドリンクを飲まなきゃ、、」
街の売店でアクエリアスを購入、、
そしてなぜかこのアクエリアス、日本と違って微炭酸、、。
気持ち悪い、、。
塩分も取らなきゃということで昨日のフォー屋さんへ、、
そしてこれ、めっちゃ辛かった、、。
すすむ発汗、、。
もはややることが裏目に出てる感がすごい。
なんかすごい体調悪い。
とりあえずもう今日は寝ようということでホテルへ、、。
そして寝ること30分。
突然LINE電話が、、
出てみるとたどたどしい日本語、
そういえば今日会った子とは別にTinderでマッチングした子ともLINE交換してたんだった。
「今何してますか？」
「体調悪いので寝てます」
「私今日仕事休みなので今暇です」
「そうですか」
「今から会いに来てください」
「、、え？体調悪いので今日は休みます。また今度(ちょっと図々しいな、、)」
「休みが今日しかないから今会いに来てください」
「、、え？」
・・・
行きます。
この時点で夜21時。
すると今後は昼に会った子からLINEに連絡が、
「0時に仕事が終わるので一緒にクラブに行きませんか？」
・・・
行きます。
寝ようと思ってたところからの奇跡のダブルブッキング。
そして体調は最悪。
そしてダナンの夜の闇に消えていく私。
～続く～
