さて、いよいよ出発。
最初の目的地は香港!
待って!中国と香港ってどう違うの?という方のためにザックリ解説。
もともと香港は中国(かつての清(しん)の領土だったのですが、1840年に清とイギリスの間でアヘン戦争が勃発。
負けた清側は賠償として香港をイギリスに植民地として差し出したんですね。
その後1997年に中国に返還されるまで150年に渡ってイギリス領となった香港。
返還されたはいいものの、いきなり明日から中国ですよというのも無理な話で
今後50年間(2047年)は中国の特別行政地区として存在することに。
金融センターとして発達していたこともあり、アジアといえど物にもよりますが体感では日本よりも物価は高め。
特に不動産は世界一高いと言われています。
国民(と呼ぶのがふさわしいかわかりませんが)も自立心が強く、香港は中国の一部ではなく香港だ!
と思っている人が多い印象。
ちなみに2019年現在、香港で政府に対するデモが泥沼化していますね。
これも要するに対中国に対しての市民感情によるもの。複雑なんですね、、。
さて、説明はこのくらいにしていざ出発。
羽田発なのですが、LCCということもあり出発はなんと朝の6:35。
始発電車でも間に合わないため前日の夜に空港にinして夜を明かすことに。
まあ暇だからできることだよね。ある意味贅沢。
こんなソファで一夜明かすことに。丸形なのでエビぞりで寝た、、。
(厳密にいうと寝れなかった)
さあ搭乗ゲートに行きますよ、ということで向かったその先は
ガラガラ、、。
まあ早朝だしね。それにしても綺麗なこと。
電源環境も充実してて良き。
夜も明けていざ出発。
国内を横断してくれたので日本を俯瞰してみることができます。
マウント富士、、。
名古屋、、。
爆睡、、。
まあ寝れてなかったからね。
ちなみに羽田~香港は5時間程度。
時差は1時間。日本が18:00なら香港は17:00ということですね。
そして到着。
到着してまずすることと言えばSIMカード購入、ご丁寧に日本語の説明もありました。
そしてオクトパスカードの購入。
オクトパスカードとは日本で言うところのSUICAみたいなもので、いちいち駅でチケット買うより便利なんですよね。
エアポートエクスプレスで空港から中心部まで約1500円、20分で連れて行ってくれます。
そうそう、香港の通貨は香港ドル。
多少前後しますが、大体1香港ドル=約14円くらいです。
まずは空港からairbnbで取った宿に向かいます。
場所は女人街というネーミングから色々想像してしまうところ。
日本で言う原宿的なところで中心街ですね。
九龍駅に到着。
早速セブンイレブンを発見。
フィリピンにもあったし、もはや日本のコンビニはどこ行っても見かける感じですね。
そこに光がある安心をグローバルに届けちゃってますね。
見覚えのあるお菓子がいろいろ、、。
ちなみに香港は国が狭いので製造業はほとんどなく、食品などはほぼ輸入頼り。
まあ畑にするほど面積ないから当然よね。
とりあえず地上に出ることに、さっそく出ました。
年収の高そうなビル。
ポメラニアン連れてるおばちゃんとか周りの雰囲気を見る限り、
どうやらここはそれなりにブルジョワな地域っぽいことを認識。
中々タクシー乗り場が見つからない。
見つからない、、。
見つからない、、。
そしてさまようこと30分
ついにタクシー乗り場を発見。
なぜかモルガンスタンレーのビルの前のタクシー乗り場。
道を間違えた感がすごい。
女人街まで向かうことに。
ちなみに香港のタクシーは初乗り2kmまで約250円くらい。
物価は高いけど交通費は意外と安いんですね。
っていうか日本の交通費が高すぎる気がするぞぅ。
タクシーのおっちゃんは英語が少し喋れたのでお話し。
美味いものは何かという話題で盛り上がったのですが、
大体忘れました。
さらに言うと、にこやかに会話が弾むこのおっちゃんは後で理解したけど
そこそこぼったくりタクシーだったっぽい。
愛想がサービス代だったのだろうか、まあいい。何はともあれ女人街に到着。
しかし暑い。
5月後半だけど30度近くあったはず。
まずはairbnbで予約してた宿を探します。
しかし香港は国土が小さいからかビルが密集して縦に伸びてる。
日本と違って自信は少ないらしいからいいとして、
いざ一棟だけ解体工事とかする時どうするんだろうか。
区画ごと爆破しないと無理な気がしなくもない。
そんなわけで宿も雑居ビルの中にありました。
受付のお姉さんに話して部屋まで案内してもらう。
、、、。
独房?
SNSで女の子が自撮り詐欺なるものをするのは自然ですが、
例にもれずここも写真詐欺だった模様。
まあもともとそんな期待してたわけではなかったんですが。
にしても窓なしの約2畳の部屋とは。まさに独房。
囚人プレイでのぞむことにしました。
ちなみに窓なしは当然ながら朝も光が入ってこないので時間感覚が全く分からなくなるので
長くいたら自律神経に異常をきたしそうですね。
自分のほかには欧米から来たっぽい若い白人女性2名と遭遇するなど。
腹が減ったので部屋をあとにして街を散策することに。
幸い中心街ということもあり飲食店には困らない模様。
一人なのでレストランというよりはラーメン屋とか牛丼屋チックなところに入りたい、、。
ということで麺類を提供してるこの店にエントリー。
大体30~40香港ドル(420~560円)で食べられるんですね。これは中々リーズナブルなんじゃないでしょうか?
でてきたこのラーメンみたいなやつ。
まあ可もなく不可もなくというところ。
しかし腹が減ってたので美味い。
ところで気付いたのは、メニューにアルコール類がない。
後で気付いたけど大抵のこういう地場の飲食店ではアルコールを提供していない。
調べたらどうやら香港は日本と違い飲食店のアルコール取り扱いライセンスが厳しいらしく、
外人が来るようなバーやレストランしか扱いがないそうな。
その代わり、飲みたいなら適当にその辺のコンビニで買ってきたのを
持ち込んでいいよというユルさ。
ちなみに物価の高い香港は酒税は低く、なんとビールは500ml缶でもコンビニで120円くらいからあるという。
(タバコは800円くらいとこちらは日本より高め)
自国ビールはないので当然各国からの輸入。結構種類ある、、。
なぜか普通のビールより高く売っていた日本が誇る第三のビール、、。
しかしアルコールが安いから街はのんべえだらけかと思いきや、
酔っ払いが全くいない。
酒が安いのに酔っ払いがいないという謎。
これも調べたところ、どうやら香港には酔って人前に出るのは恥ずかしいという文化があるようで、
もっぱら飲みニケーションは飲茶(ヤムチャ)なのだそうな。
若者ですら全く酔って騒ぐ様子もない。
酔っ払いが駅のロータリーで寝てるのが当たり前の日本からすると非常にお行儀よく見える。
じゃあ香港で働いている金融アングロサクソンたちはどこで飲むのかというと、
反対の香港島にあるランカイフォンという欧米式バーが集うスポットで飲むんだそうな。
こんなとこ。昼間なので閉まってる。
さらにちょっと意外だったのは、
香港はイギリス領だったので人々は英語ペラペラと思ってたけど
(実際知り合いの香港人はペラペラだった)
そこら辺のおっちゃんおばちゃんは全然喋れない。
むしろこちらが必死にジェスチャーで意思を伝えようとしても怪訝な顔する感じ。
まあどの国も高齢者は閉鎖的な感じなのかもね。
そうそう、色々歩いていて思ったのが、日本と違って香港は街のトイレが少ない。
パッと見キレイなデパートでさえちょっと用を足したい時にトイレがないので結構焦った。
今香港は数万人規模の大きなデモを行っているけど、彼らのトイレ事情はどうなってるのかということに
興味がいってしまうのであった、、。
さて、せっかく香港に来たからにはお隣のマカオにも足を運ぼうということで、、
~続く~