10万円くらいでアジア一周してきた話~タイ(バンコク)編②~

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10万円くらいでアジア一周してきた話~タイ(バンコク)編①~

2019年9月14日

10万円くらいでアジア一周してきた話-準備編-

2019年9月13日

ここバンコクでもTinder様に頼ることにした。

まず最初に会ったのは僕より2つ年上の女性。

見た目もかなり真面目系OLといった感じで、外資系企業に勤めているそうな。

こんなレストランで食事。

やりとりは英語だったけど、正直彼女の英語の発音はかなりよく、
ちょっとこちらの英語レベルでは申し訳ないなという感じだった。

なにより彼女が愛しているというハリウッド俳優(イギリス人だけど)の

ジェイソン・ステイサム

日本語だとそのまま「ジェイソンステイサム」だけど、

英語だと「ジェィスンスタィスム」

と結構発音が異なるという、まあ割とどうでもいいことに衝撃を受けていた僕ですが、

とにかくもっと英語を勉強しなくてはと思った次第。

ちなみにタイも大卒が就職するようなホワイトカラーは語学テストの点は割と重要とのことで、
企業によっては日本語テストも年収に影響するんだとか。

平日の夜で、次の日も仕事があるということで食べ終わったらサクッとお開き。

彼女が年上だからか、なぜか気を使われて「私が払う」と言われけど

それはさすがにこちらが払いました。

ちょっと元々持っていた&現地で触れ合ったタイ人のイメージとは違って
しっかりしていた彼女。

かなり真面目なタイ人の部類に入る気がする。

続いては少しふくよかな

THE・タイ人(あるいは失礼ながらちょっとブッダ的な)

な女性とマッチング。




そうだ、なんかTinderの話ばっかで出会い系みたいな雰囲気出てるけど、

ごく真面目な旅ブログですのでご安心ください。

ただやり取りするうちに違和感が、

「店に来て」

とか言ってる。

ああ、夜のお仕事のお姉さんだね。

ちなみに現地にきて改めて思ったけど、

バンコクは本当に夜のお店が多い。

いや、ただのタイ式マッサージ屋も多いのかもしれないけど、
ネオンの光が怪しいし、暇そうなスタッフが店の前を通る客をさわさわボディタッチして勧誘するので
いやでもそういう店に見えてしまう。

さらに真昼間から所かまわずオカマさんが客引きしてたりするのでちょっと不気味さすら感じてしまう。

さて、彼女が働いている店と宿が近かったこともあり、

「店にはいかないけど昼間に少しランチするくらいなら大丈夫だよ。
そのあとは出かけるけどね」

と返すと、

「私も一緒に出かけたい」

と。

「来るのは構わないけど仕事なんじゃないの?」

と聞くと、

「あなたがお金を払えば私を連れだせる」

と。

「僕は女性にはお金払わない主義なのでそれは無理だ><」

「それなら昼にちょっと会いましょう」

ということで彼女の店の前で待つことに。

登場した彼女は写真の通りまあまあブッダ顔。年齢は20歳そこらというところ。

とりあえず本格的な営業時間前の彼女の店(バー的な)でビールだけ頂く。

「このあとどこに出かけるの?」

「ナイトマーケットに」

「私も行きたい(お金払って私を連れだして的なそぶり」

「それはないかな。じゃあさようなら」

ということでお別れして駅へ向かう。

するとなんと彼女からLINEが。

「お金はいらないから今日はあなたについていくわ。仕事も休みにする」

なんか気に入られたのか?自分?

というわけで駅で待ち合わせて出かけることに。

ついていくわと来てくれたはよいものの、あまりお金はないらしく
電車賃はさすがに僕が出すことに。

余談だけど、バンコクのこういったガールズバーはお持ち帰り前提みたいになってるところがあるようだけど、
ベトナム(少なくともダナン)は女性の夜間連れだしは非常に厳しく、
(なんでも夜22時以降女性と同一の部屋にいるのを禁止してる法律もあるほど)

女性の方も、初めて会った男性と一夜限りの関係なんてありえない。

的な貞操観念を持ってる感じを受けた。

その点からしてもここバンコクは非常に開放的というか、享楽的な感じを受けるのであった。

話しを戻すとなんでも彼女のお気に入りのナイトマーケットがあるらしく、
元々の予定を変更してそちらに向かうことに。

電車で20分ほど行った後にさらにバスでも20分ほどと、
観光本にも書かれてない地元民しか行かないようなかなりコアな場所で、
実際外国人もほぼ見当たらなかった。

バンコクのバス。結構揺れる、、。

ナイトマーケット。

オカマショー、、。

彼女がなぜわざわざ遠いそこがお気に入りなのかはわからなかったが、

ぶっちゃけ普通のナイトマーケットだった。

これならわざわざ遠出しなくても近場のナイトマーケットで十分だったんじゃないか、
と思う気持ちを抑えてまあそれなりに楽しむ。

遠出して疲れた(あとミスってタイの寿司を食ってしまい少し腹が痛かった)ので、
そのまま同じルートで帰ることに。

衛生状態が怪しい寿司、、。

彼女にはどういうわけか気に入られてしまったのかその後も何度もLINEが来たけど、

申し訳ないけど適当にあしらうことにした。

さて、観光もせねばという義務感からめぼしい寺院を見て回ることに。

道中怪しいおっさんが100バーツ(約350円)で寺院周りを一周できるツアーを進められ、
とりあえずタクシーで行けるならと乗ってみることに。

まあ何となく予想はしてたけど、要は物販ツアーなんだよね。

アジア人に寺院巡りのついでに特産品とか服を買わせるやつ。

案の定タイの素晴らしい綿を使って作ったとか言われるスーツ屋に。

気さくなインド人みたいなやつが

「ヘロ~マイフレ~ンド」(原文まま)

とか言いながら接客してきたけど死体を見るような目で対応したら
しょぼくれていた。

「せめてネクタイだけでもどう?」と。買わなかったが。

また、そのあとはワイシャツ屋に連れていかれ奥のソファーに通されたと思ったら
ハリルホジッチ(元日本代表監督)みたいなおっさんが登場。

目力があり、かなり圧が強い。

なにやらカタログを見せられ、いかに品質が良く安価かを日本語で説明された。

しかし全く興味がなく死んだ魚の目をしてる僕を見限ったのか。

「じゃ~も~いぃで~す」(原文まま)

といって半ば切れ気味の目でさよならされた。

そんなこんなで失礼ながら特に寺院巡りも楽しいということもなく。

初めてバンコクに来たゆえの義務。

みたいな感じでこなしていた。

しかしこのバンコク、中心街の発展具合はもはや日本と遜色なく、
物価もそれなりに高い。

アジアのハブ都市として機能しているためか、欧米人もかなり多く
まさに人種のるつぼ。

享楽的な雰囲気が漂っているからか、かってな妄想であれだけど、

おそらく母国にはあんま居場所がなさそうなヒャッハーな人
結構見かける、、。

個人的にはやっぱり日本人の多さが気になったかな~。
(じゃあそもそも行くなよって話なんですが)

やっぱりあっち関係の話を街でどや顔で話してるのは上品じゃないですよねえ。
(そういう人、何人も見かけた)

人のふり見て我がふり直せという言葉を肝に銘じるのでした、、。

そんな思いを胸に、次はマレーシア、クアラルンプールに向かいます。

~続く~



10万円くらいでアジア一周してきた話~マレーシア(クアラルンプール)編~

2019年9月14日