10万円くらいでアジア一周してきた話~シンガポールそして帰国編~

さあ、いよいよこの度の最終地、シンガポール。
(本当はこの後またバンコクに寄って帰るんだけど)

10万円くらいでアジア一周してきた話~マレーシア(クアラルンプール)編~

2019年9月14日

10万円くらいでアジア一周してきた話-準備編-

2019年9月13日

バスで入国してからすぐ感じることのできる他の国とは違う小綺麗さ。

なんというか綺麗さという意味では日本っぽい。

ホテルにつくやいなやまずは両替とSIMカード購入に向かう。
(空港は通らずバスで入国したので街で探すほかなかった)

ホテルの受付に聞くと、ここからだと一番近いのはインド人街の中だということで向かう。

ちなみにシンガポールも多民族国家で、民族構成はだいたい

中華系:74%
マレー系:13%
インド系:9%

くらい。

先ほどとは打って変わってインド人街はやはりアジアっぽい何かを感じさせる、、。

SIMカードを購入。なんか怪しい雰囲気だったので永居はしたくない感じ、、。

インド人こわい。

その後、クラークキーというバーが集う場所に向かう。

欧米人がたくさん、、。

そう、この日

W杯が開幕したのだ。

サッカー好きとしては是非とも観戦したい。



そうそう、シンガポールですが、

けっこう物価が高い。

香港同様、金融国として国土が狭いながら発展を遂げたシンガポールですが、

1人あたりGDPは約600万円と日本の約400万円より高い。

通貨はシンガポールドルで、

1シンガポールドル=80円前後

ビール一杯1000円前後なので、まあ日本と比べても同じか少し高いくらい。
ちなみにタバコは1箱1000円程度とこちらは日本の倍。

でも場所がら結構みんなスパスパ吸ってた印象、、。

そして困ったことに、行きは地下鉄で来たんですが、あいにく深夜は止まっているため
タクシーで帰ることに。

そしてタクシーが捕まらない。

繁華街と言うこともあり、そもそもライバル(タクシーの取り合い)が多く、
Grabを使っても全然捕まらない。

挙句の果てに、ようやく捕まえたと思ったら、

「え?あっちの道は俺の範囲外だからダメ」

とかいう理由でサヨナラされたり。

日本のタクシーと違って、行動範囲が決まってるんですかね。

もうダメか、1時間以上かけて歩いて帰るか、、。

と観念した時、ようやく1台捕まえることに成功、、。
命からがらホテルへ戻る。

かなりボケてしまったが、ホテルの近くで寝てた酔っ払い。

そういえばこの旅で初めて路上に寝てる酔っ払いを見た。

日本だとどこにでもある光景だけど、

やっぱ治安がいいから路上で寝れるんだよね。

翌日は会社の元同僚がシンガポールで働いているので案内してもらうことに。

まずはここは観るよねということで合流する前に一人でマリーナベイサンズへ

テレビでも散々取り上げられてる超有名スポット。

ちなみに中はデパートにもなっている。

ディズニーランドかよ、、。

その正面にはマーライオンくん。

そうそう、なぜこんな小国のシンガポールがこんなに発展を遂げたかと言うと、

シンガポールの哲人、リー・クアンユーの功績が大きいんですね。

1965年にマレーシアから追放される形で独立して以降、
東南アジアの交通の要衝としての立地を活かし、シンガポールを世界経済のハブにまで押し上げたのが
このリー・クアンユー。

国民の給与から一定割合を国が天引きして強制的に貯蓄させる制度を作ったり、
英語教育に力を入れたりと、

国を発展させるために有効な策を次々に打ったんですが、リー・クアンユーの独裁体制だったこともあり、

明るい北朝鮮

とも言われてるのがこのシンガポール。

まあ独裁は悪い方向に言ったら悲劇ですが、実際政策はスピーディーですからね、、。
グダグダやってる日本と比べてどっちがいいかというと何とも言えないところ、、。

さて、マーライオンから少し行ったところにホーカーズというフードコートがあり、
元同僚とはそこで合流することに。

早めの時間と言うこともあり、まだ閉まってる店が多い、、。

シンガポールは物価が高いが、ここは大体300-400円程度でご飯が食べられるので
庶民の味方なのだ。

元同僚と合流。
彼女曰く、やはりシンガポールは物価が高いらしく、中々大変とのこと。

面白いことに、とにかく外人から金をとってやろうという商魂たくましく、
飲食店の水やおしぼりにも料金がかかるらしい。

そして、おしぼりもう一つ持ってきてと言うと、

さらにそのおしぼりにも料金がかかる。

とにかく銭にうるさい模様。

実際教育に関しても、とにかく英才教育でいかにお金が大切かを早いうちから教育するらしい。

こういうところは日本にはあまりない華僑らしいところ。

チキンライス。うまい。

また翌日はセントーサ島を案内してくれた、

そう、なんと僕がここに来る一週間前に、

トランプ大統領と金正恩が会談を行ったところ。

モノレールで移動。

こんな感じで実にのどか。

プールのあるカフェ。

平和すぎ。

シンガポールの滞在は3日程度と、今回の旅では一番短かったけど、
国土も狭いので、やっぱ3日程度で全然問題なかった感 is ある、、。

ショッピングにもディズニーランドにも興味がない男性にとっては
正直刺激が少ないのも事実。

ただシンガポールは今回まわった国の中では断トツで綺麗。
というか多分水準が日本に近い。

ので、恐らく住むという意味では一番日本人が違和感ないのがここシンガポールだと思う。

ただ物価はバカ高いが。

そして再びバンコクに向かうため空港へ。

みんなW杯見てる、、。

なんでまたバンコクに戻ったかと言うと、

日本にまだ帰りたくなかったというのもあるけど、

W杯の雰囲気をバンコクで感じて見たかったということもある。
何より日本代表の戦いを異国の地で見るという気分を味わってみたかった。




バンコクでは3日ほど過ごした。

流石に髪が伸びてたのでヘアカットしたり(300円で結構上手だった)

長旅の疲れを癒すためにタイ古式マッサージを受けたり。

ピントボケすぎ、、

またTinderを使って女の子と会っていたり。

そしてついにW杯日本戦初戦、日本vsコロンビア

こんなバーで一人で見ていたら、白人男性がおもむろにご着席、、。

囲まれる私、、。

すると隣の男性が話しかけてきて、

「これはどの国vsどの国の対戦ですか?」と

日本vsコロンビアで、自分が日本人だと言うと、
彼らはフィンランドから仕事でバンコクに来ていて、

フィンランドはW杯に出場していないけど、
じゃあ今日は日本を応援します。と。

ありがとうございます。と言うわけだけど、

そもそもあんまりサッカーに興味がないのか、

モニターには目もくれず大体喋ってる。

たまにいいシーンがあったりすると申し訳程度に、

「どの選手が良い選手なんだ?」

とか話しかけてくる。

ちなみに結果は大方の予想を覆して日本が勝利。

店内は湧き上がってたし、僕も奇声を発していた。

そして同席のフィンランド人も「コングラッチュレーション」と。

記念にパシャリ。

もちろん日本戦以外の試合も見てたけど、

やっぱサッカーはいいわあ。

この時今さら思ったけど、この旅を一ヵ月後にずらして、

W杯を各国で観る旅

にしてたらまた違う楽しみ方ができたんじゃないかと若干の後悔が、、。

まあそれはまた4年後に実現したいなあと胸に秘めることにして

帰国ですよ。

正直全然帰りたくなかったけど、時は残酷。

あぁ、、。

あぁ~~。

ということで、約1ヵ月の旅を終え、まとめに移りたいと思います。

~続く~



10万円くらいでアジア一周してきた話~まとめ~

2019年9月14日