アフター・ビットコインを読んでみた!

仮想通貨の勉強ということで何か良い本はないか?

と探していたところ、Amazonレビューでも評価の高いこちらの本を読んでみました!

どんな本?

最近発売された本で、今年8月のビットコイン分裂までまとめられています。

(日進月歩の界隈ですので、なるべく鮮度の高い情報の方がありがたいですね、、)

もの凄く簡単!というわけではありませんが、

この手の本の中ではかなり分かりやすい部類かと思います!

POWって?スマートコントラクトって?というレベルの方であれば間違いなくおすすめです!

トピックス

①ビットコインの仕組みとこれまでの流れ
②仮想通貨は将来的にどうなるか
③ブロックチェーンとは
④通貨の電子化について
⑤中央銀行と電子通貨の未来
⑥ブロックチェーンがもたらす国際送金、証券決済の未来
 

所感

著者のスタンスとしては

 

現在のビットコインの高騰はバブルだよ〜。
デジタル通貨は、今後中央銀行が発行するものが主流になるんじゃないの?

というように感じられました。

この意見に賛同かどうかはさておき、
中央銀行が主体となって発行する(可能性のある)
デジタル通貨に関してはそれに取り組んでいる諸国の例なども

詳しく書かれていて、なるほどな〜と思いました。

冷静に考えると、ブロックチェーンの技術をもとに国が通貨を

デジタル化しちゃっても全然良いわけですよね。

むしろ非中央集権型のビットコインを始めとする仮想通貨を
ベースにするよりも、よっぽど管理しやすいし健全ですよね、、笑

SuicaやPASMOなどの電子マネーも引き合いに出されています。

リップルについて詳しく書かれていた!

個人的には国際送金の章でリップルに関して詳しく書かれていたのがとても良かったです。

リップルの仕組みを理解するのはこの本が一番おすすめできます。

リップル関係のつぶやきでもおなじみの、
名もない猫@りっぴぃさんもおすすめしていますね!

正直ここの章だけでも買う価値あり!

まとめ

今までは

「非中央集権型の仮想通貨が将来的には世の中の主流になっていくんじゃないだろうか!?」

と考えていましたが、
この本は中央集権型のデジタル通貨の可能性を示唆してくれるという意味で、

違う視点が得られてありがたかったです!

※ただ、個人的には中央集権的なデジタル通貨は利害関係者やその他諸々の

 調整が大変すぎてまだまだ実現しないと思いますね、、。

良い本でした!


ではでは